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碧14歳、老婆に転生!

54 チャーリー父の話

 翌朝。 ぐっすり寝た私たちは、朝風呂を浴びて、遅めの朝食を摂ってる。 22時から2時のゴールデンタイム説は都市伝説っていう人がいるけど、夜、10時に寝るのと、12時に寝るのとでは、起きたときの爽快感が違う。睡眠時間がどっちも8時間だとし...
碧14歳、老婆に転生!

53 チャーリーの家庭

 私は、|威風堂々《ずかずか》、正面からお店の奥へと上がりこんだ。レベッカが続くのは当然として、レサルテ、アクスーワ、アムブロのドワーフたちも、追いかけてきた。事態についていけてない感じまるだしで、私を見る目が一変していいた。 「エ...
WEB小説

52 アイル商会の夕べ

 到着したアイル商会の前には二人の門番がいて、馬車をみつけるなりかけよってきた。お帰りを待ちわびていたたって感じ、あるいは待ち受けていたって感じか。 「カスティリオーネお嬢様!よかったす。領主さまから伝令で、よくないことに巻き込まれ...
オモイツイタままに

笹と草抜き。除草剤を使わない冴えたやり方

草抜きが定番になってきてる。 休みの日。軽く散歩してから、庭に向かう。玄関のある正面は、庭さやんが、がっちり作り込んだお陰で、観葉植物がバランスよく立ち並んでる。年に3回、切り揃えと冬囲にきてくれるから、メンテもバッチリだ。 ...
碧14歳、老婆に転生!

51 迷子じゃないから

 樹木の切れ間の夕焼け空に星が輝き始めた。鳥目の生物はとっくに巣の中で、夜行動物と魔物が捕食に動き出す闇はまもなく。私たちの馬車は、城下町”マグダキ”へ通じる小道を急いでいた。  ”小道”と呼ばれるだけあって、小道の道幅が狭...
碧14歳、老婆に転生!

50 イベントでした

「いいからこんなのほっときなさいよミドリ。さっさと行くわよ」「そういうわけにもいかないよ」  襲ってきた敵とはいえ年寄り獣人を森に放置はしのびがたい。仲間の魔物どもは、どっかいってしまうし。放置すればほかの魔物のエサされそう。倒した...
碧14歳、老婆に転生!

49 生きてるよね?

 ドレススカートも切り取られ、ロープで吊り下げられ、血だらけになってるチャーリー。  頭上の友人を素早くおろしたいけども、生き物がうっとうしく薄気味悪い。固まって動かず、だけども襲ってくる雰囲気もない獣だか魔物どもだ。襲ってくるなら...
碧14歳、老婆に転生!

48 再開のお嬢

「碧」転生。14歳が65の老婆って 48 再開のお嬢  やるものじゃの。  従僕に加えたばかりのオイデココのじゃったが、群れで活動するだけのことはあるわ。よくぞ|頭《かしら》の統率がいきわたるものじゃ。ああも鮮やかな仕事をした...
碧14歳、老婆に転生!

47 魔物の森から

「嫌になるわね。こうなったのは諸事万端ぜんぶ、みんな纏めてミドリのせいよ」  後先を考えず入り込んだ森の暗がりを行くチャーリーは、色白の肌を赤く染めブンブンと怒っていた。  ミドリの顔をみるのもいやだというのは、ウソだ。チャー...
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46 チャーリーを探せ!

「チャーリー……」「いなくなってしまいましたね」  押し入った勢いでちぎられ落ちた、葉っぱや小枝が、下流へ流されていった。 「女心って難しいなぁ」「その言葉は、どこからでてくるんです」  冷静にお話していた、そう思ってい...
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